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【京都】長岡天満宮が満開のキリシマツツジで深紅に染まる!

学問の神様として知られる菅原道真公を祀った京都府の長岡天満宮。日本随一といわれる樹齢約170年のキリシマツツジが満開になると、境内は深紅に染まります。例年4月下旬といわれていますが、今年は少し早く満開を迎えたようですね。

目次

長岡天満宮について

京都府の長岡市に位置する、学問の神様「菅原道真公」を祀った長岡天満宮。菅原道真公が生前、在原業平と共に詩歌管弦を楽しんだとされています。

境内の東には八条ヶ池が広がり、亀やコイ、鳥たちがゆったりとくつろぐ静かな場所です。平日でも観光客が押しかける京都市内とは違い、穏やかでのんびりとした空気が流れる地元の憩いの場といったところでしょうか?

梅や桜の名所としても知られますが、4月下旬のキリシマツツジ、6月には菖蒲、9月には桔梗が見頃を迎え、秋には美しい紅葉が楽しめます。

キリシマツツジについて

キリシマツツジは一般的なツツジと違い、小ぶりも花が密集して咲きます。葉が隠れるほどにたくさん咲くので深紅の絨毯のように鮮やかで迫力があります。長岡天満宮のキリシマツツジは樹齢約170年と推定され、市の天然記念物に指定されているそうです。

ここに咲くキリシマツツジには、朱色がかった花と深紅の花の2種類が見られました。色味は少し違えども、どちらも燃え立つような鮮やかな色。青い空のコントラストが華やかです。

迫力ある総御影石の大鳥居

長岡天満宮の入り口正面にそびえる大鳥居は総御影石造り。近隣でも数少ない石の鳥居です。その大きさは総高9.75m、笠木12m、総重量50トンにも及びます。左側に偶然にもアゲハ蝶が映っていますね!

『千と千尋の神隠し』のワンシーン!?

大鳥居をくぐり参道を進むと、左右を真っ赤なキリシマツツジに包まれます。『千と千尋の神隠し』で千尋がハクに手を引かれて進む花畑のシーンを思い出しました!

八条ヶ池は癒やしのスポット

八条ヶ池の周囲をぐるっと囲うように、真っ赤なキリシマツツジが咲き乱れています。遊歩道をゆったり散歩してみましょう。

八条ヶ池には、コイや亀がたくさんいます。亀の親子の姿にちょっと癒やされました。

ここからのアングルは、池と桜と新緑とキリシマツツジが一度に楽しめるのでお気に入り。平日とはいえ、これだけの美しい風景を見ながらゆったり歩けるなんて本当に贅沢です。

中央参道にある『石太鼓橋』もキリシマツツジでかわいらしく彩られています。足元に生えていたタンポポの隣に、シマヘビが寝ていたのにはびっくりしました。

境内にある紅葉庭園「錦景苑」は秋になると色鮮やかな紅葉が楽しめる庭園。今の時期は、新緑が清々しく、深紅のキリシマツツジとは違った爽やかな風景に心奪われます。

季節限定御朱印「きりしまつつじ」

参拝の記念に、この時期限定の御朱印の「きりしまつつじ」を買って帰りました。(授与期間 4月~6月 初穂料 500円原画 丸山勉氏)

まとめ

学問の神様「菅原道真公」を祀った長岡天満宮。大阪市内から30分、京都市内から10分と都会からのアクセスもよい地元の憩いの場所です。

キリシマツツジの見頃は終わっても「菖蒲」「桔梗」「紅葉」「桜」など四季折々の自然を満喫できる穴場スポットです。大阪や京都の喧騒を離れ、たまにはゆったりした時間を過ごしてみてはいかがですか?


長岡天満宮 基本情報
  • 住 所:〒617-0824 京都府長岡京市天神2丁目15-13
  • アクセス:JR東海道線 「長岡京駅」(快速停車)西口より西へ徒歩20分
      阪急京都線 「長岡天神駅」(特急停車)西口より西へ徒歩10分
  • 長岡天満宮公式HP:https://nagaokatenmangu.or.jp/
  • Instagram:https://www.instagram.com/nagaokatenmangu/

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