桜前線 〜南から北へ 里から山へ〜
今年は4月6日に開花宣言!
ようやく新潟市にも桜の便りが届きました。(*^^*)
今回は鳥屋野潟の桜をご紹介します。
鳥屋野潟の桜と言ってもエリアがいくつかあるのをご存知ですか?
・・とやのがたのさくら・・
県立図書館がある【女池地区】。
その対岸ビッグスワン側にある【鐘木地区】
そしてその2箇所よりも歴史が古い弁天橋方面に続く【桜並木】があります。
種類は主に、ソメイヨシノ、八重桜などで、合わせて2000本ほどです。
【桜並木】が一番古株揃いでダイナミックな桜を楽しめるのですが、鳥屋野体育館あたりに車を停めて歩く?・・いや、ここはやっぱり、並木なのでドライブがてら眺めるのがおすすめかな・・・と思います。
【女池地区】は県立図書館に隣接しているので、図書館の特等席から静かに眺めるのも素敵ですね。
私は、外を歩く派ですが(*^^*)
【鐘木地区】お子様向けの遊具もすこしあります。広い丘に桜の木が林立し鳥屋野潟や新潟市街地も眺められる絶好のおすすめポイントです。結婚式のアルバム撮影スポットにもなっています。
新潟の名の由来は?まさに・・
美しい桜の引き立て役になっている「鳥屋野潟」ですが、今から3000〜1000年前から存在していたようです。
新潟は阿賀野川や信濃川の土砂が堆積した沖積平野であちこちにたくさんの潟と呼ばれる湖沼が出現していました。
今でもその姿を残す福島潟や佐潟、御手洗潟、また、ビッグスワン〈アルビレックス新潟のサッカーチームのホームグランド)が建築されたあたりなどは清五郎潟(せいごろうがた)、長潟(ながた)というように地名として残っているところも数多くあります。まさに、潟の上にできた新しい街・・それが「新潟」なのです。
デンカビックスワンスタジアム
新潟市中央区清五郎にある「デンカビッグスワンスタジアム」
もともとは「ビッグスワン」というシンプルな名称でした。
ビッグスワン=大きな白鳥
鳥屋野潟は冬になると、シベリアから白鳥がたくさん飛来します。また、スタジアムの観客席を覆う屋根の美しいデザインが白鳥の姿をイメージさせることからこの名が付きました。
かつて日本初!2002年開催のサッカーワールドカップでカメルーンとイングランド戦が行われました。
当時、選手たちは新潟の観光バスで会場入りしたそうで、デイビット・ベッカム選手が座った席はベッカム席と言われたとか言われてないとか・・(*^^*)
懐かしいですね。
鐘木地区は広い駐車場があるので一番行きやすいです。そこから、ビッグスワンの方向へ遊歩道が整備されていますし、桜の時期が終わっても、鳥屋野潟の風景や季節の花を満喫しながらのリフレッシュ時間で訪れてみていただきたい場所です。
桜は開花して約1週間ほどで散り始めますが、桜の花びらのジュータンの時期もおすすめです。
11日夕方には満開宣言が出されました!となれば、この週末13日14日あたりは桜の花びらが舞う最高のタイミングとなりそうです♬
混雑を避けたい方は、やはり休み明けの平日が狙い目です。空いてますし、(笑)最高です♬ やわらかな春の光をうけた桜の花びらのジュータンもぜひ御覧いただきたいです。
鳥屋野潟鐘木地区内には、「朱鷺の舞」と名付けられた☆カリオンの鐘があります。毎日、10時、12時、16時、17時、(夏は18時)にやさしいメロディーが流れます。時間帯や季節でも変わるので、そっと耳を傾けてみてください。では鐘がなったのでそろそろ、帰ることにしましょう・・。
次回もおたのしみに。
詳細情報
【鳥屋野潟公園鐘木地区】
アクセス:北陸自動車道 新潟中央IC、もしくは、新潟バイパス女池ICから車で約3分。
駐車場は夜間閉鎖。桜のライトアップなし。