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【兵庫】神戸の街で創業100年!教会をリノベーションしたカフェで特別な時間を。

神戸にある老舗ベーカリー「フロインドリーブ」をご存じですか?
大正時代からずっとこの町に愛され続けている、私の祖母も大好きだった懐かしい味…。
そんなフロインドリーブが手がける素敵すぎるカフェをご紹介します。

目次

フロインドリーブの歴史

神戸には老舗の洋菓子屋・パン屋さんがたくさんあります。「フロインドリーブ」もそのひとつ。まもなく創業100年を迎える伝統のあるベーカリー・洋菓子店です。

その歴史は、1924(大正13)年、初代ハインリッヒフロインドリーブ氏が日本人の妻と2人で神戸中山手の地に開店したのが始まり。本格的なドイツパンを日本に広めた軌跡は、NHKの連続テレビ小説「風見鶏」のモデルとなったことでも知られています。

約100年に渡る歴史の中で、大きな試練の時期がありました。
それは「第二次世界大戦の大空襲」と「阪神淡路大震災での被災」です。

2度の歴史的苦境を乗り越えたフロインドリーブは、1999年、生田の地に直営店・工場を集結。ついに旧ユニオン教会をリノベーションしたこの美しいカフェをオープンしたのです。

登録有形文化財のカフェ

神戸の中心地、三宮から北へ歩くこと13分、目に飛び込んできたのはレトロな雰囲気漂う教会の建物。
入口看板の下には「登録有形文化財」のプレートが!
1階は焼き菓子などを販売する店舗、2階がカフェスペースとなっています。

建物の前身は、近代日本建築の父と呼ばれるウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した旧ユニオン教会。歴史ある建物にしか出せない重厚感と神聖な空気を肌で感じます。

10mを超える高いアーチ型の天井、真っ白な壁と美しい梁のコントラスト、大きな窓から入るやわらかな陽の光…。不思議の国のアリスに出てきそうなチェッカー柄の床。

カフェスペースに一歩足を踏み入れると、そこには別世界に迷い込んだような神秘的な空間が広がります。
静かで大人の雰囲気の中で、ゆったりとランチやカフェを楽しむことができますよ。

本日のランチ

平日のランチタイムのみ提供される「本日のランチ」は比較的リーズナブルでおすすめ!
ランチメニューは曜日によって変わります。

木曜日のメニューは「ペッパーハム&チーズサンドイッチ」。
セットでスープとドリンクがついてきました。

店員さんが「よろしければ、ひと口サイズにカットすることもできますよ」と声をかけてくれました。ちょっとした気遣いに思わずほっこり!

サンドイッチは表面を軽く焼いたホットサンド、甘くて濃厚なかぼちゃのスープはどちらも素朴でどこか懐かしい味でした。他にも、各種サンドイッチやスイーツ類が充実しています。ただしメニューによっては提供していない時間もあるので、事前にHPで確認してください。

まとめ

1924年神戸の中山手に誕生した洋菓子&ベーカリーの老舗「フロインドリーブ」。
3世代どころか4世代にわたり、今も神戸の人々に愛され続けています。

駅からは少し歩きますが、歩くだけの価値あり!教会をリノベーションした神聖な雰囲気の中で、静かなカフェタイムを過ごしてみませんか?

『フロインドリーブ  生田店』 基本情報
  • 住 所:〒651-0092 兵庫県神戸市中央区生田町4-6-15
  • アクセス:
    神戸市営地下鉄「新神戸」駅より南へ徒歩8分
    JR神戸線「三ノ宮」 より北へ徒歩13分
    阪急神戸線「神戸三宮駅」より徒歩14分
  • Instagram:https://www.instagram.com/ghb.freundlieb/
  • 定休日:水曜(祝日の場合翌日休)

『フロインドリーブ生田店』への
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