観光地の一角にたたずむ阿知神社
倉敷といえば、美観地区が有名ですが、その一角にたたずむ阿知神社をご存じですか?
倉敷の総鎮守といわれる神社で、倉敷の眺めが一望できる歴史ある神社です。 観光スポットのど真ん中にありながら、実は通り過ぎている人も少なくない阿知神社についてご紹介します。
阿知神社とは
阿知神社は倉敷の美観地区を見下ろす鶴形山の山頂にある神社です。
倉敷の総鎮守ともいわれています。
昔は一帯が海だったため、後悔の安全を司る三女神を主祭神としてお祭りしていて、1700年の歴史を持つ非常に古い神社です。
秋のお祭りでは三女神の舞や獅子舞などが奉納されます。
米寿坂といわれる階段
美観地区の路地を入ると、阿知神社の鳥居が現れます。
鳥居の下の階段を上って本殿へ。
この階段は全部で182段あり、長寿のご利益があるともいわれているんですよ。
最初の階段は88段あり、米寿坂とも呼ばれています。
次は61段で還暦坂。
最後が33段で厄除け坂となります。
順番としては逆な気もしますが、すべての階段を登り切った後の達成感はすがすがしいものがあります。
また階段を上がった先には花手水があり、季節の花を楽しむことができます。
倉敷を見渡せるビュースポット
山頂にあるということで、阿知神社の境内からは倉敷の町が一望できます。
初めて美観地区を訪れる人はもちろん、美観地区には来たことがあるけど、それ以外はあまりよく知らないという人にもおすすめの絶景です。
歩いてめぐる街並みも美しいですが、上から見下ろす町並みもまた風景が変わり、新しいルートを発見ということもあるんですよ。
まとめ
阿知神社についてここまでお伝えしてきました。
観光地の真ん中にありながら、存在に気づかれず通り過ぎてしまいがちな神社ですが、倉敷の総鎮守といわれるだけあって、倉敷一帯が眺められる眺望は圧巻です。
美しい街並みの中にいるだけでなく、その街並みを見下ろすという感覚、一度ぜひ体験してみてくださいね。