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都会から一番近いネイチャーアイランド!歩いて渡れる無人島・館山市の沖ノ島

沖ノ島アイキャッチ画像

今回は、千葉県の館山湾に浮かぶ無人島「沖ノ島」へ行ってきました!2024年4月8日放送の「帰れマンデー見っけ隊!!」でも紹介された、今、話題のスポットです。

沖ノ島は南房総国定公園の一部である小さな島ですが、自然の魅力がぎっしり詰まった宝島でした!かつては沖合にある島でしたが、関東大震災の隆起によって陸続きに。現在は歩いて渡れるようになりました。

島の周囲はわずか1km。岩場と砂浜が混在し、釣りを楽しむ人の姿もたくさん見かけました。南岸は水深が浅くシュノーケリング向き。北岸の水深2m以深では、なんと世界最北のサンゴ群落も!

海だけでなく島内の自然も見事です。島の内部は、ヤブニッケイやタブノキといった暖かい地域に多く見られる海岸の森で覆われています。さまざまな海辺の動物や植物たちが仲良く暮らす小さな自然の楽園なのです。

島の見どころの一つが洞窟。自然にできたものではなく、戦時中に掘られた人工の洞窟なのだそう。館山は軍事的に重要な場所で、沖ノ島も監視の拠点として使われていたのだとか。

おすすめの時間帯は夕方。洞窟の中に夕日が差し込んでロマンティックな景色に!海に沈む夕日を眺めていると心が穏やかになりますよ。

もう一つ訪れたいスポットが、島内にある宇賀明神。かつて春の訪れとともに大群のイワシが島の周りを取り囲み、海が鮮やかな紅色に染まったのだとか。そして、宇賀明神に仕える白い蛇が、真っ赤に染まったイワシの群れと出会うことで、幸運がもたらされると言い伝えられてきました。

宇賀明神の社殿には、「幸せの赤い糸」が用意されています。イワシ漁に使われていた網に、赤い糸でハートの形を結ぶと、恋愛成就や幸せな結婚に導かれるのだそう。そんな伝説を胸に私もしっかりとハートを結んできました!

約8000年前の縄文海中遺跡など、歴史的にも興味深いこの島。より深く沖ノ島の魅力に触れることができるNPO法人 たてやま・海辺の鑑定団の沖ノ島無人島探検 ガイドツアーもおすすめです!

都心からほど近い房総半島に、こんな魅力的なネイチャーアイランドがあったなんて!散策、マリンレジャー、歴史探訪にもおすすめの沖ノ島。次の週末は、ぜひ訪れてみてくださいね。

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