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ほっかいどう帯広から巡る世界旅行~まずはボストン&ローマ~

すっかり雪になってしまって何だか……。

今年はダントーだっていってたくせにさ!

という声もチラホラ聴きながらコタツでミカンを食う毎日。

誰が作ったかわからない穏やかな雪だるまを眺めつつ、

そろそろパァーッとどこかへ繰り出したいと思っている方は少なくないでしょう。

世界旅行しませんか?

ほっかいどうから!

とかち帯広では、

あの

世界の大都市

ローマ

ボストンに行けます。

しかも温泉付き!

北海道の冬をじっくりご堪能ください。

目次

まずはボストンバッグ片手にボストン

ボストンはアメリカ合衆国マサチューセッツ州北東部にある世界的な都市です。

アメリカで最も歴史の古い都市のひとつであり、ニューヨーク・ロサンゼルス・シカゴ・ワシントンに次ぐ安全で住みやすい都市といわれています。

人口は60万人強、日本では静岡県静岡市と同じくらいです。

アメリカ第5位の都市と静岡市が同じくらいですから、日本の人口密度の高さを再認識させられます。

そんな日本で人口密度の低い、ゆったりと生活できる地域といえば北海道。

十勝平野ではないでしょうか?

人口密度の低さを過疎と呼ぶ方もいますが、人口密度の高い都市部から、あるいは海外から、わざわざ飛行機を乗り継いで訪れる方が後を絶ちません。

とあるセミナーの移住希望地としても第6位にランクインしています。

旅行先としては、コロナ前のような中国爆買いツアーはめっきり減りましたが、パウダースノーを求める海外セレブの来道も毎年のことです。

真冬の北海道でスキーやスノボに興じ、子供と雪だるま作ったり雪合戦したり、そしてモール温泉で温まって美味しい十勝料理を食べるのが旅行者たちの定番となっているようです。

泊まるなら帯広にある「ボストンホテル」でしょう。

ヒミツキチに相応しい、知る人ぞ知る名泉です。

ここでようやく帯広とボストンが繋がりました。

帯広のボストン~ホテルボストンはボストンバッグなしでも泊まれる~

、「BOSTON.BLD,」の「L」の文字が外れているところが渋い玄関。

野ざらしの金属サイディングが歴史を物語るすだれのようなアクセントとなり、十勝人の大らかさをアピールしています。

この大らかさこそが北海道十勝、美味しい食材と美肌効果抜群の温泉に育まれた証でしょう。

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1泊2食付きで6,500円~おひとり様での素泊まりは4,500円~と世界最安クラスのコスパホテルです。

もちろん日帰り入浴もOK!

なにしろモール温泉王国十勝の中でもトップクラスの泉質を誇るうえに源泉かけ流しの大盤振る舞い、夕食朝食共にてんこ盛りで食べきれないほどです。

見てくればかりの豪華設備と誇大広告で集客するホテルが多い中、まさに中身で勝負のいぶし銀ホテルといえるでしょう。す。

1年365日通して同じ料金というのも嬉しい大らかさです。

ですから、看板文字の欠落や設備の多少の老朽化はご容赦くださいませ!

詩人のアーサー・ビナードさんが大のお気に入りのホテル。

とにかく行ってみましょう、入ってみましょう帯広ボストンホテルへ。

施設情報~ボストンホテル~

  • 住所:〒080-0011 北海道帯広市西1条南3-15
  • 電話番号:0155-23-7015
  • 休日:年中無休
  • 営業時間:24時間 日帰り温泉は7:00~23:00
  • 料金:宿泊は4,300円(税込)~ 日帰り入浴430円
  • アクセス:JR帯広駅から車で5分 
  • 公式サイト:https://obihiro-boston.com/

ボストンからローマへ~すべての道はローマに通ず

オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックの名作「ローマの休日」の日本での公開は1954年。

日本の高度経済成長はまだ先の話ですが、戦後の時代を創るエネルギーに溢れの活気に満ちた時代でした。

オードリーの美しさが、ガムシャラに働く日本のハングリーな若者たちにどれだけのエネルギーとなったことでしょう。

オードリーの美しさは、昭和から平成を経て令和の時代になった今もまったく色褪せていません。

「ローマの休日」日本公開の20年後、帯広市に「ローマの泉」が誕生しました。

こちら外観は「ボストンホテル」同じくちょっぴり色褪せてしまいましたが、中身は「オードリー・ヘプバーン」と同様、源泉かけ流し温泉の効能は絶大です。

もちろん「ボストンホテル」も源泉かけ流しの効能絶大温泉です。

どちらも中身で勝負の昭和ノスタルジー。

「ローマの福の湯」の名前の由来はテルマエ(映画「テルマエロマエ」にある古代ローマの公衆浴場)にちなんだといいます。

1976年の開業以来、一度も改装していない施設は昭和の高度経済成長期そのままのノスタルジックな雰囲気です。

男女の脱衣所を仕切る先の番台と縦型冷蔵庫に冷やされた瓶入りの牛乳とコーヒー牛乳。

風呂上りに腰に手を当てての一気に飲み干すのが当時の定番でした。

昭和ノスタルジーを醸し出す帯広世界一周の旅、どうぞ満喫ください。

施設情報~ローマの湯~

  • 住所:〒080-0809 北海道帯広市東9条南12丁目
  • 電話番号:0155-25-5202
  • 休日:毎月第2水曜日
  • 営業時間:ローマの泉(家族風呂) 11:00~23:00・福の湯(公衆浴場) 11:00~22:00
  • 入浴料:大人480円 子供140円 家族風呂1室2,200円
  • アクセス:ボストンホテルから徒歩36分(車で7分) JR帯広駅から車で7分
  • 公式サイト:http://www.ro-ma.jp/
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