静岡県が誇る観光名所のひとつに三保の松原があげられます。
北海道の大沼と大分県の耶馬溪とならび、日本新三景のひとつに数えられているスポットです。
1919年(大正8年)には国の名勝に指定され、2013年には世界文化遺産「富士山信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産にも登録されました。
美しい海と富士山を望むことのできる景勝地であり、古来より数々の和歌や浮世絵で表現されてきた魅力満載の三保の松原をご紹介します!
三保の松原のことを知りたいなら「みほしるべ」
散策する前に、ぜひ立ち寄っていただきたいのが「みほしるべ」です。
駐車場のすぐ近くにある建物で、ここでは三保の松原の歴史や文化などにふれることができます。
見どころやスポット情報などが詳しく紹介されたパンフレットもいただくことができますよ。
限定のお土産品が販売されているのも嬉しいポイント!
運が良ければ、屋上の展望台からは富士山を望むことができます。
松並木をゆっくり散策「神の道」
みほしるべの近くには「神の道」と呼ばれる松の並木道があります。
両側の松は、なんと樹齢200年を越えるのだとか。
三保の松原から御穂神社までを繋いでいます。
全長は約500メートル、歩いて7分ほどの道のりです。
道の途中には休憩用のベンチも用意されています。
御穂神社に到着です。
歴史ある神社で、平安時代の書物にも記録が残されているのだとか。
静岡市指定有形文化財の社殿にも注目です!
御朱印もいただくことができますよ。
古来からの絶景スポット!三保の松原
富士山と松、青い海を臨むことができる絶景スポットです。
この日、富士山は雲に隠れてしまい、残念ながらその姿を望むことはできませんでした。
別日に撮影した富士山です。
タイミングがいいと、このように富士山の姿を眺めることができます。
浜辺に鎮座する羽車神社
海に面して鎮座している、小さな神社です。
羽車神社に降臨した神さまは、神の道を通って御穂神社へと向かうと言われています。
敷地内には、願い事が書かれた沢山の石を見ることが出来ますよ。
天女が羽衣をかけたと伝わる「羽衣の松」
天女が羽衣をかけたと伝わる、羽衣伝説の松です。
御穂神社のご神体であり、ご祭神が降臨する際の依り代とも言われています。
実は現在の松は3代目。
迫力あるその姿は、多くの人の目を引き付けていました。
まとめ
三保の松原は、雄大な富士山と美しい海を堪能できる場所です。
静岡に訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。
住所:静岡市清水区三保1338-45(みほしるべ)
駐車場:無料駐車場あり