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【長野】謎多き義経鍋で食べる焼肉

焼肉といえば、網や脂が落ちやすいように波型になった鉄板などで焼きますが、長野県の下諏訪地方を中心とした一部地域の焼肉屋では『義経鍋』という少し変わった形の鉄板が使われています。

義経鍋の発症は青森県で関係があるかは不明ですが、長野県で義経鍋で焼肉を提供している店はジンギスカンを人気メニューとしている店舗が多いようです。

今回は謎が多い義経鍋についてを解説し、義経鍋で焼肉を提供している人気の焼肉屋さん南箕輪『焼肉縁結』を紹介します。

目次

義経鍋ってどんな鍋?

義経鍋は、中心に水が入れられる小型の鍋が設置されており、肉を焼く鉄板部分には脂が落ちるくぼみがあります。

もともとの由来は源義経が平泉へ落ちのびる際に、兜で煮炊きをしたことが発症とされており、青森県ではより兜に近い形の鍋が使われているようです。

中心にある小鍋では、肉に添えられているもやしやキャベツといった野菜を茹でることができるようになっています。

肉に添えられた野菜は衛生的に食べられないですが、小鍋で加熱することで気兼ねなく食べることができるようになります。

肉の合間に茹で野菜を食べて口をさっぱりとさせられる点が、他の網焼きや鉄板焼きには無い魅力ですよね。

縁結が人気の理由は…

義経鍋を使っている焼肉店『縁結』は店内も広く席数も多いのですが、休日の早い時間からお客さんがたくさんおり、時間帯によっては入店を待つ行列ができています。

その人気の理由は、義経鍋ももちろんですが厚切りのお肉ではないかと個人的に思っています。

他店の焼肉屋と比較してお肉の厚みが一枚一枚が分厚く食べ応えがあり、メニューも豊富なため、家族連れからグループまで多くのお客さんが訪れています。

人気メニューはジンギスカン

ジンギスカンといえば北海道ですが、長野県でも好んで食べる習慣があります。

長野県の一部焼肉屋には、ジンギスカンを売りにしている焼肉屋もあるくらいで、『縁結』もジンギスカンが人気メニューとなっていました。

他店舗でもジンギスカンを食べたことがありますが、縁結のジンギスカンは臭みが少なく柔らかいお肉が食べやすかったです。

焼肉にも地域の個性たっぷり!

焼肉はとてもシンプルな料理ですが、タレや鉄板、肉の種類などには地域ごとの特徴がたくさん詰め込まれています。

旅行などで訪れた際も、郷土料理や特産品にあわせて、独特な食文化も楽しんでみてはいかがでしょうか。

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