POINTsユーザー様限定メディア!毎日チェックして地域の「いま」を知ろう!

【石川】焼失してしまった金沢城の復元に向けて〘石川門|金沢城〙

目次

石川門は波乱万丈な歴史を持っている?

どーんと構えられた石川門が現代人をお出迎え

石川県金沢市の兼六園の向かいに石川門(いしかわもん)があります。

前田利家が金沢城に入った時にすでに建てられたといわれているものの、

宝暦9年(1759年)の大火事で全焼してしまいます。

そして天明8年(1788年)に加賀藩10代藩主 前田治(前田家11代)により再建されます。

しかし落ち着く間もなく寛政11年(1799年)には大地震により大きな被害を受け、文化11年(1814年)に改修されました。

能登半島地震で金沢市も大きく揺れましたが、

このような歴史背景があったからこそ今回は被害から免れたのかもしれません。

まるで桜のじゅうたんに浮かんでいるかのよう。

金沢城も災害に多く見舞われた?

2001年(平成13年)7月に復元を果たした金沢城

石川門をくぐり更に進むと金沢城が見えてきます。

本来金沢城は1546年に創建されました。

その後、加賀藩・前田利家が入城したのは1583年の事です。

しかし1602年に天守閣が落雷により焼失。

更に1620年、1631年と金沢城までもが火事で焼失してしまいます。

そして1759年に再び火事により、金沢城はついに全焼。

更地になってしまった金沢城跡地を有効活用しようと1949年に金沢大学が開業しますが、

金沢城を再建したいという石川県の想いが強く、

1978年(昭和53年)に金沢大学が城内からの移転を決定し、1995年(平成7年)に移転が完了しました。

再び更地にして金沢城2001年(平成13年)についに復元を果たしました。

いまでは石川門に次ぐ金沢市のシンボルとして、全国から来る観光客にも人気のスポットとなりました。

人の手では開けないような大きな門扉

ひろ~い金沢城址公園で時間も忘れてしまいそう?

金沢城址公園の看板

とにかく広い公園。バドミントンで遊ぶ親子の姿や、ランニングをするかたたちも見かけます。

まるでゴルフ場のように広々としています。
公園の入り口にはカフェが。

コーヒーの消費量が京都に次いで2位の石川県。

それだけカフェも多く、公園の入り口のカフェでは海外の観光客も楽しまれておりました。

まとめ

金沢市のシンボル、石川門と金沢城について触れてみましたがいかがでしたか?

金沢城が再建されてまだ歴史は浅いですが、

当時の金沢城を忠実に再現したといわれています。

お城の中は有料ですが、そんな金沢城の歴史を探るべく、ぜひ足を運んでみてくださいね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

金沢城址公園の桜

アクセス方法と開園時間

目次