2024年 辰年 今年こそ「髙龍神社」へ
商売繁盛の神様として、県内はもちろんのこと、県外から訪れる参拝客も多いこの神社は、新潟県長岡市にあり、太田川の上流、山々に囲まれた自然豊かなところにあります。
拝観料は基本無料ですが・・、ちょっと他と異なる参拝方法がありまして、駐車場から参道へ向かう途中にあるお土産屋さんで参拝セットなるものを購入します。(強制ではないです(*^^*))
お神酒、たまご(2個),ろーそく(2本)がセットされていて、500円です。
お神酒にたまご・・意外とずっしり・・これを持ってこのあと階段をあがるのか・・・と気持ちを整えながら入口までなだらかな坂道を数分歩いていきます。
人生の選択・・右かそれとも 左か。
人生選択の連続といいますが、ここでも、大きな決断に迫られます。(笑)
右へ行けばエレベーターでらくらく参拝ルート。左へ行けば地獄の階段ルート!!
とはいえ、118段・・もちろん階段を登って参拝ルートを選択しました。
苦労すればこそ、より多くのご利益がありそうな?と、こうゆう時ばかりは、そうゆう思考が働いてしまいます。(笑)
かの有名な四国の金刀比羅宮は785段、 さらに奥社までは1,368段。静岡県 久能山は1159段・・ありますから、それを思えば118段など楽勝!
と思いきや、なかなかの急階段!!それでも、囲いがされているので、雨風心配なく登れるので安心です。
龍神様の手水舎に来たらもうすこし!
石段を登りきったところに拝殿があります。
境内はそう広くないのですが、景色は山を見渡し、谷底を流れる太田川や山々から吹き抜ける風が心地よく、何とも神聖な空気感が漂います。
髙龍神社のご縁起
髙龍神社社殿建立は大正時代ですが、創建の由来は、約630年前の南北朝時代に遡るそうです。
1390年(明徳元年)、楠木正儀の家臣である高野木(コウノギ)民部永張が会津に向かう途中で足を大ケガしここ蓬平(よもぎひら)にたどり着いたそうです。
永張は夢の中で「山中の白泉に足を浸しなさい」というお告げを受け、お告げのとおりにその白泉に足を浸すと数日で傷が治ったそうです。
これを聞いた里人たちにより、髙龍大神をお祀りするお社が建てられ、信仰を集めてきたたというものです。
高龍神社には、本社のほか奥之院と中社があり、中社周辺には実際に白蛇がいるといわれています。
(お土産屋さんの店主は大事そうに、脱皮した抜け殻を額に入れたものを見せてくれました。)
蓬平(よもぎひら)温泉
ここで、ぜひおすすめしたいのが、蓬平温泉です。
泉質は アルカリ性単純硫黄冷鉱泉 PH 9.3 → とぅるんとぅるんな泉質で美肌の湯として有名です。
効能は 神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復などとありますが、とにかく、数ある新潟の名湯の中で、おすすめ5選にはいります。(個人的感想です)
おすすめ5選は、また追ってご紹介していきたいと思いますが、とにかく、髙龍神社にお越しの際には、ぜひ蓬平温泉もセットでお楽しみいただきたいです。
お宿は3軒ありますが、それぞれ自前の源泉を引いているので、湯巡りしてみるのも良いかもしれません。
詳細情報
【髙龍神社】
所在地:〒940-1122 新潟県長岡市蓬平町1276
電話番号:0258−23−2020
駐車場:トンネルを抜けた先に無料駐車場あり