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【岡山】猫城主がお出迎え♪備中松山城

天空の城といえば竹田城が有名ですが、実は岡山県には竹田城に負けず劣らず天空の城と呼ばれるお城があります。

それは備中松山城。

戦国好きの間でも人気のある名城です。

この記事では名城備中松山城についてご紹介します。

目次

備中松山城の歴史

備中松山城は岡山県高梁市の北側に位置する標高480mの臥牛山(がぎゅうざん)という場所にあります。

歴史は古く、鎌倉時代に築かれました。

毛利輝元が城主を務めていた時代は織田勢との勢力争いにおいての拠点ともされました。

関ヶ原の戦いののちは築城の名手 小堀遠州親子が奉行として赴任しています。

春か鎌倉時代から戦国を経て江戸時代、そして現代まで歴史の重みを感じますね。

軽い登山で天守閣へ

標高480mの山の上にある備中松山城。

脚力に自信のある人は、ふもとの登山口から歩いて上る人もいますが、多くは峠までバスで移動して、その後約20分程度歩いて登城します。

20分程度といっても、一部山道がありますし、階段も多い。

バス停にはいくつか杖も用意されているので、杖をつきながら歩く人もちらほら。

筆者ももちろん、峠から山道と階段を上っていきました。

息が上がりますが、天守閣が見えてくると何とも言えない達成感があります。

石垣の秘密

備中松山城の石垣、実はかつての大河ドラマ「真田丸」のロケに使われました。

オープニングの映像に出てくるのが備中松山城が誇る立派な石垣です。

間近で実物を見ると映像以上に荘厳です。

難攻不落の名城とうたわれた一端を感じますよ。

城主は猫?!

かつて戦国時代には激しい戦いで城主の交代が多かった備中松山城。

現在の城主はなんと猫!

さんじゅーろーという名前の猫城主様。

2017年の豪雨災害で山をさまよっているうちにお城にたどり着いて住み着くようになったそうです。

運が良ければのんびりお昼寝したり、お散歩しているところが見られるかも。

一度だけ筆者もさんじゅーろーにあったことがありますが、おとなしくてかわいい城主様でした。

山城ではるかな乱世に思いをはせよう

日本三大山城と呼ばれる備中松山城。

天守閣にたどり着くまでにはちょっと体力が必要ですが、天守閣から見渡す景色はどの季節に訪れても絶景です。

迫力のある石垣に美しい天守閣。ぜひ訪れてみてください。

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