今回ご紹介する愛知県蒲郡市の「竹島」は、島全体が国の天然記念物に指定されている、人気の観光地です。
陸地に接近(約400m)した島で、本土と植物体系が異なることから、天然記念物に指定されています。
海岸には様々な生き物が住んでおり、市内の小学生が夢中になって海の生き物を探して触れ合える場所でもあります。
本記事では、自然豊かな竹島の魅力をお伝えします。
開運・安産・縁結びの神社「八百富神社」
八百富神社は、「竹島弁財天」を祀っています。縁結びの神でもある弁天様を祀っていることから、神前結婚式も行っています。
厄年の厄除けはもちろん、戌の日に参拝する安産祈願や初宮参り、良縁祈願などのご祈祷も受け付けています。この日は平日にも関わらず、多くの参拝者が訪れていました。
八百富神社は、竹島の中央部にあります。外からは見えないので、橋からの行き方を紹介します。
本土から387mの橋を渡った先に、大きな鳥居があります。
鳥居をくぐった先には、長い階段。息を切らしながら登った先に「八百富神社」があります。
辺り一面植物に囲まれているので、神様からも豊かな自然からもパワーをもらえそうですね。
島をぐるっと1周お散歩
外周は約680mで、30分から1時間で竹島を1周できます。
島の西側は遊歩道、東側は岩場になっています。
岩場はごつごつしているので、歩きやすい服装がおすすめ。
島の植物を見ながら歩いたり、海岸に住む生き物と触れ合ったりしていると、あっという間に時間が経ってしまいそうです。
子供や若者だけでなく、年配の方も歩いているのを見かけます。体力に自信がないという人も、まずは遊歩道からチャレンジしてみてください。
大人気!春の「潮干狩り」
竹島のある三河湾は、日本一のアサリの産地!蒲郡には、7か所潮干狩りを楽しめる場所がありますが、竹島海岸もその一つ。
竹島海岸には、毎年県内外から約3万人が潮干狩りに訪れているようです。
良質なアサリが採れるので、大人も子供も楽しめますよ。
スコップやカマなどの道具は持参しましょう。トイレや休憩所、足洗い場などの設備もあります。
潮の満ち引きの関係で、潮干狩りができる日時が限られています。
令和6年の潮干狩りスタートは、4月26日。他の海岸では3月から行っている場所もあるので、気になる人は公式サイトで確認してみてください。
まとめ
植物や海の生き物とも触れ合える「竹島」は、大人も子供も楽しめる自然豊かな島です。
お散歩や観光にぴったりなので、ぜひ一度訪れてみてください。
電話番号:0533-68-3700(八百富神社)0533-68-2526(蒲郡市観光協会)
住所:蒲郡市竹島町3-15
駐車場:約200台あり
※竹島園地駐車場は土日祝および4/27~5/8までは有料(4月・5月は500円、その他の月は300円)
公式サイト:蒲郡市観光協会公式サイト「がまごおり、ナビ」 » 竹島 (gamagori.jp)
アクセス
【公共交通機関】
JR蒲郡駅南口より徒歩約15分
バス:蒲郡駅南口2番乗り場から名鉄バス「西浦病院循環バス(左まわり)」乗車→「竹島遊園」バス停下車
自転車:約5分
※市内観光客の方は、蒲郡駅構内「ナビテラス」にて電動アシスト付き自転車を1回1,000円で借りられます。
【車】
東名高速「音羽蒲郡インター」から県道73号方面へ約24分